展示用シミュレータFOR DISPLAY

一般財団法人 東武博物館様 10030型シミュレータ


実車と同じサイズの大型筐体のシミュレータで、2023年10月にリニューアルを実施しました。2009年納入のソフトウェアを一新し、東上線の保安装置T-DATCの模擬も追加。映像もすべて新たに撮影したものとなり、スカイツリーライン、東上線、伊勢崎線、佐野線の運転を約30分間じっくり体験できます。運転シナリオは試験ステージとプレミアムステージの2タイプで、試験ステージでは本物の運転士の評価基準を基本とした本格的な採点を実施。点数に応じて4段階の資格を取得可能で、画面に表示される免許証には運転体験者の顔も映ります。資格に応じてプレミアムステージも含めた7つのシナリオが選択可能となり、運転できる区間が広がります。ハードウェアも計器パネルを東上線の実車機器に交換し、PCや投影機器も最新のものに更新。新たにコインベンダーを設置し、有料での運用を可能としています。